See Saw gallery

1.14 sat − 3.4 sat 2017

前川祐一郎drift

○トークイベント
「わく、いま、なみだ」
前川祐一郎(画家)+加藤治郎(歌人)+鈴木俊晴(司会)
3.4 sat 17:00 –

MAEKAWA Yuichiro

1981 静岡県生まれ 愛知県在住

主な展覧会:
2016  「evocative」 musico(愛知)
    「I’ve felt like this somewhere before」
    ギャラリーミカワヤ(愛知)
    「corner」 See Saw gallery+cafe(愛知)

hibit

1.14 sat − 3.4 sat 2017

加藤治郎冬のプラネタリウム

前川祐一郎の個展に合わせ、hibit にて名古屋在住の歌人・加藤治郎(1959−)の小展示を企画します。
加藤は1980年代末の現代短歌の興隆とともにデビューし(「昭和末期おしゃべりな詩が沸いてきてわれらはかなり祝祭だった」)、みずみずしい言葉の選択と、現代的な独特の苦味、そして時折見せる五・七・五・七・七の破調を特徴にこれまで 短歌界をリードする存在として活躍してきました(「言葉は心に追いつくか街路樹のまばゆい路をあなたと歩む」「定型から こぼれ出た文字くろぐろと液化している あなたの前に」)。 絵画と短歌。両者はともに長い歴史のなかでの形式と詩情とのせめぎ合いを通して、常に現代的な感性を問い続けてきました。 いみじくも加藤の歌に「ジャンルとはドアの向こうとこちら側 水は縦横無尽にめぐる」とあるように、ジャンルは異なれど、そこにはなにかしら通底する水脈があるはずです。

*文中太字引用は全て、加藤治郎『噴水塔』2015年 株式会社KADOKAWA

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